投資信託の選び方について解説します。【一番大事なのはコレ!】

 前回話した通り、投資信託は1000種類程あるといわれている。(詳細不明)
 
例えば、アメリカ株に投資する、アメリカ株投資信託を買おうとした際に、同じような商品が無数にある。
「アメリカブランド株投資~」とか「アメリカ成長株~」とか「アメリカバリュー戦略~」など。
 
「どれを選べばええねん?」となる。その時の判断基準を紹介する。
細かいことを挙げるとキリがないので一番大事なこと1点に絞る。
 
「ベンチマークに勝っているかどうか」 これを見るべきである。
 
「ベンチマーク」とは基準の指数であり、アメリカ株であればNYダウやS&P500などの指数。
日本株であれば日経平均。
 
要は、せっかく高い手数料を払い、プロに任せるアメリカ株投資信託を買うのに、NYダウの指数(雑に言うとアメリカ株の平均)にパフォーマンスが負けるようであれば、「いやいや、普通にNYダウの指数に連動するもの買えばええやん。そっちの方が手数料安いし。」となる。
 
そして、直近3か月、直近6か月、直近1年、直近3年と、この買おうとしている投資信託はベンチマークよりパフォーマンスが高いか(相場が良い時に上昇率が高い且つ悪い時に下落率が低い)を検証していく。
 
で、びっくりすることに、日本にある投資信託の80%が実はベンチマークに負けている(いろいろな時期から見比べて平均して)。
要は、80%の投資信託が下手くそ運用である(手数料は高いくせに)。
言い換えると、お客様が持っている投資信託は、ほとんど悪い投資信託(単純に指数に連動するETFを買った方がパフォーマンスが良い)ということになる。
 
逆に、日経平均が20%上昇した局面で40%上昇し、日経平均が30%下落する局面で10%の下落に抑えており、大体どの局面を見ても日経平均を上回るパフォーマンスを出す、すばらしい激うま運用の投資信託もある。こういうのは、手数料を払ってでも買う価値がある。
 
投資信託についてまとめると、
①まずマクロ観を決める(大枠のところで何に投資するのか。日本株?アメリカ株?新興国?などなど。)
②候補の投資信託がいくつも出てくる
③ベンチマークと比較する(いろいろな局面で)
④ベンチマークを上回る運用のうまい投資信託があれば買っても良いのでは。なければ指数に連動するETF買っとけとなる。
 
*個人的意見であり、細かいことはこれ以上にたくさんあるが、大枠の投資先(マクロ観)とベンチマークとの比較で大体勝負は決まると思う。
 
また、書きまーす。
 
 
 

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