生命保険の死亡保険金額はいくらに設定すれば良いのかについて説明します。

生命保険の死亡保険金額はいくらに設定すれば良いのかについて説明します。

子供がいる一家の大黒柱の夫など、死亡保険金が出る生命保険に加入する際、

保証金額をいくらに設定するのか?


つまり、自分が死んだとき「家族にいくらお金が入れば、残された家族は今後生活できるのか?」である。
 
1000万?5000万?1億?  実際どうなのか?
 
以下、書いていく。
※わかりやすいようザックリ説明します。
 
結論から。
 
死後の整理資金+家族に残したい金額-遺族年金-現在ある資産(貯金など)=保証金額
 
という数式になる。

 

 ①死後の整理資金


葬式代、お墓代で約350万くらいはかかる。
加えて夫名義のカードローン、クレジットカードの未払い金など。住宅ローンについては、多くの人が家を買う際、同時に保険に入る可能性がかなり高い(団信)ので除く。

 
②家族に残したい金額


例えば、40歳夫で10歳の子供が一人いる場合、「月25万くらいは、俺が死んでも残された家族に入るようにしたいな。せめて子供が大学卒業するまでのあと12年間は。」
となれば、25万×12か月×12年=3600万 



③遺族年金


夫が亡くなると、妻に遺族年金が入る。国の保障だ。毎月いくらもらえるかは、夫がサラリーマンか自営業かや、年収、子供が何人いるかで変わる。サラリーマンで年収が高く子供が多い夫が亡くなった場合が一番多くもらえる。
上の、40歳サラリーマン夫で10歳の子供が一人の場合でザックリ月13万円程度。(年収600万くらいのイメージ)
子供が18歳になるまでの8年間は妻に13万程支払われ、その後妻が65歳の年金がもらえるようになるまでは9万程に減る。


 
④現在ある資産


貯金とか株とかである。

 

例えば、


 
 
上の例で、借金(未払い金)が200万あり、貯金が500万ある場合。
 
550万(葬式、墓代と借金)+3600万-1680万(子供が22歳になるまでに妻がもらえる遺族年金)-500万=1970万  となる。
つまり、死亡保険金は1970万で生命保険に加入すればいい。
 
1970万保険金が入れば、仮に夫が死亡して母子家庭になっても12年間(子供の大学卒業まで)は、月25万円の生活ができる計算(妻が働かなくても)。
しかし、子供が大学を卒業して独立した後の妻は月25万の生活はできないし、妻の老後の生活費は?ということになるので保証金額は妻の生活を考えるのであれば足りない。


 
まとめると、


 
「自分が死んだ場合、残された家族がどのレベルの生活を何年間できるのか?」ということを考えて保険金額を決める。
それには、もらえる遺族年金とか貯金とか借金があるとか、人それぞれなので、保険金額も人それぞれ違いますよとなる。
 
実際は、若い子供のいる大黒柱の夫が「俺、1000万出る死亡保険入ってるんで。」とか60歳の人が「死んだら8000万おりる」とか言っていたりする。
足りなかったり、多すぎたりしている人が多いのが現状。
 
 
最後にもう一度、「自分が死んだ後、残された家族が月〇万円の生活を何年間できるのか?」を考える。
 
 
 
また書きまーす