日本の金利はどうなるのか?【予想】

今の銀行の普通預金の金利は0.001~0.15%。どちらにせよ、ゼロと同じ。
 
今後、日本の金利は上がるのか?
これによって個人にとって一番影響が出るのが、住宅ローンの金利。(変動金利で契約している人)
 
変動金利の人は結構ヒヤヒヤではないだろうか?
 
加えて、最近、日銀が長期金利を0.2%を目途に金利が上がることを容認した。(今までは、金利が上がることを許さないスタンスであった)
これをきっかけに金利がジワジワ上がってくるのか?という議論がされている。
 
結論から言うと、
これから金利が上がるかはわからない。あくまでも予想、推測になるし、誰にもわからない。
そして、これから「金利は少しづつ上がる」という人もいれば、「金利は上がらない」という人もいる。
が、それぞれの理由を見ていくと、どちらに説得力があるのかは理解できる
 
私のスタンスは「金利は上がらない」である。
 
以下、理由を書いていく。
 
もし、日本が金利を上げると、最終的には国が破たんするから。
要は、「上がらない」のではなく「国として上げられない」という表現。
 
国の借金は約1150兆円ある。金利が上がるとこの借金の利子が払えなくなる(今でさえ国の収入の約半分をこの借金の利子の支払い)。
日本の財政を少しでも改善しようと、様々な政策をしているのに、金利が上がってしまうと、財政が悪くなる(本末転倒になる。)
 
一言で言うと「借金があるので金利は上げられない(上げると利子の支払いが多くなるので)」
 
 
対して、金利上がる派の人の理由を聞くと、
 
「これ以上、下がることはないので、後は上がるのみ」 ←下がる余地がないものが、次は上がるなんて根拠はない。(そのままの場合もあるでしょ)
 
「銀行の収益が圧迫されるので、銀行を助ける目的で金利を上げる」 ←国と銀行どっちが大事か。国でしょ。加えて国が金利を操作する。
 
など。
 
いずれも、日本の借金の本質のところには触れない。
 
そして「金利は上がらない(上げられない)派」の意見はこの日本の借金問題。
 
将来、ピンチになった時に(今でもかなりピンチだが)金利を下げる余地を獲得するために、ほんの少し金利を上げるかもしれないが、大きく(1%とか)金利を上げることはできないのではないだろうか?
 
だから、「国としてはインフレにして金利は低いまま」というのが理想になる。理想というかこれ以外方法がない。
 
金利上がる派の人で、この借金の問題を論破できる人はいるのだろうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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