現在、投資をしている、米ドル建ての商品を持っている、これから投資をしようと考えている人は読んで下さい。
私は野村證券で4年、保険業界で2年半営業をしてきており今まで1000人以上の人の投資相談、保険相談をしてきている。
この記事では、「どの国に投資をすれば良いのか?」「なぜ、アメリカに投資すべきか?」ということを書きます。
この記事を読めば、投資すべき国が分かり、今後の投資の考え方にも繋がると思います。
結論、アメリカに投資すべき理由は3つ。
①人口が増える国だから
②金利が高い国だから(先進国の中では)
③エネルギーを持つ国だから
つまり、簡単に言うと、アメリカは今後、人口が増え、先進国の中では金利が高い、エネルギーを持っているので、世界で見た時にアメリカにお金が集まる。
お金が集まる国が分かれば(世界のマクロ)が分かれば、その国の通貨なり株なり、不動産を買えば良い。
世界の大きな流れである「マクロ」を間違わなければ、長期的に見て投資で失敗はしない。
(このあたりは前回記事「投資をする際は、まずマクロを考える」の記事にかいてます。記事はこちら)
以下、①人口が増える②金利が高い③エネルギーを持つ について説明します。
①人口が増える国
アメリカの人口に関しては、年約1パーセント増。
先進国の中では、今後一番人口増加率が大きいとされる。優秀な奴はアメリカいくでしょ。新興国のアフリカなどで異常に人口が増えている国があるが、投資においてはギャンブル性が強すぎるので除外。あくまでも先進国で。
②金利が高い国だから(先進国の中では)
健全に金利を上げていた国は世界でアメリカのみ。
日本はマイナス金利、ユーロも金利ゼロ、オーストラリアは利下げでアメリカよりも既に金利が低い状況。
ニュージーランドドル、カナダドル、イギリスポンドもアメリカよりも金利が低い状態。
トルコやブラジルも異常に金利が上がっているが、あれは情勢不安、政治不安などでインフレが止まらないので金利が上がっている異常事態。
本来、金利は景気が良くなれば上げられるものであり、この健全さを持って金利を上げていたのはアメリカのみ。 逆を言うと、その他の国はそこまで景気が良くないのかと。基本的に世界中利下げの流れ。
③エネルギーを持つ国
アメリカは今や世界1の産油国とのデータもある。サウジ、ロシア、アメリカのトップ3。プラス、アメリカには少し前に話題になったシェールガスという新エネルギーの切り札もある。
加えて、世界のエネルギーに関して、2030年には、完全にアメリカがトップに立つと予想する専門家が多い。
なぜか。アメリカは昔から産油国でありながら自国の原油を使わずに、原油を輸入していた。エネルギー(原油)は消耗品であり、いつかなくなることがわかっているため、あえて自分のもの(原油)を使わず、取っておいているのである。抜け目がないというか狡猾というか。
まとめると、
人口が今後も増え続け(先進国トップ)、経済も安定しているので健全な利上げをしていた(今まで、利上げしていた分、景気が今後悪くなった際、金利を下げて調整するという将来の備えもある)、エネルギーにおいても今後、世界の覇権を握る。
個人的な意見だと、アメリカ最強じゃないかと。
そらNYダウ、上り続けますわと。そら、アメリカ人は投資好きで、投資やるなと。
アメリカ株投資信託と日本株投資信託だと、どっち買いますか? アメリカの通貨ドルと日本の通貨円だと、どっち持ちますか?
(あわせて読みたい「アメリカ人が投資をして日本人が投資をしない理由」の記事はこちら)
また書きまーす