株式投資でプロは素人に勝てるのか?

私が野村證券に勤務していた頃の日常。
 
朝6時起床と共に日経新聞を読み出社。7時には会社に着き、経済に関するあらゆる新聞、雑誌、ニュースに目を通す。
 
他の証券マン、本社にいる株式専門のアナリストと情報を取り合い、今日の相場想定、買いに行く(売りに行く)株について話し合う。
 
基本的には自分の考え、自分が上がると思う株をお客様に提案する。会社からの指示はほぼなかった。営業マン個人に判断は委ねられている。
 
9時から15時まではパソコン2、3台の前に張り付き。100銘柄以上の株価の推移を同時に見ながら、為替、随時リアルタイムで入ってくる世界中のニュースを見ながら、最終判断をその場で決めていく。
 
結論、ここまでやって、普通に外す。通算すると勝率6割もない。他の証券マンも同じ感じである。ベテランの株がうまいと言われる上司の人であっても勝率は正直変わらない。というかそんな問題でもない。
「プロだから株で儲けさせられる。大手証券会社は一般人には入らないすごい情報を持っている。」ということは、ない。断言できる。
 
 
 
例えると、「明日のプロ野球、阪神VS巨人」の試合でどちらが勝つか? を予想するようなもの。
 
野球を知っている評論家(プロ)がデータやチームの状況、試合をする球場から「阪神が勝つ」と予想し、野球について何もわからない女性が「なんとなく巨人が勝ちそう」と言ったとする。   結果は5分5分だろう。 そんな感じ。
 
株の売り買いは難しい。
 
なぜ難しいかと言うと、ミクロの話だから。ここで言うミクロとは、「今日、明日、株がどうなる?」とか「A社の株が明日どうなる?」とか短期の細かい話のこと。 
この短期の細かいことを当てるのはかなり難しい。というか無理でしょ。できれば魔法使い。結局のところ「わからん」という話になる。
 
 
 
しかし、長期の大きな流れ(マクロ)は、当てることができる。
例えば、「これから30年、日本の人口は増えるのか?」 99%の人が減ると答えるだろう。
「これから国民のもらえる年金は増えるか?」 これも99%の人が減ると答えるだろう。
 
「世界の人口はこれから増えるか」 →増える。
「世界経済はこれからも成長するのか」→成長する。
「インドはこれから人口が急激に増え、経済成長も大きくしていく」 ←ほぼ100%の専門家が断言している。
 
 
というように長期の大きな流れであれば当てることができる。
 
 
 
長期の大きな世界の流れを知れば、投資をできる「投資信託や指数に連動するETF」と
「プロでも、正直、勘の勝負になる、ミクロの株式売買」
 
 
 
どちらがハードル低いと思いますか?
一般の人は、まずどちらをするべきだと思いますか?
 
 
 
また書きまーす
 
 
 

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