20代前半とかで社会人になって、途中、結婚したり、子供ができたり、65歳あたりで定年退職して90歳で死ぬ、みたいな人生だと仮定する。
貯金を大きく増やすチャンスの期間が3つある。
つまり、この期間に貯金できなかったら、「正直、将来、お金に困りますよ。」ということになる。
貯金ができるチャンスの時期3つ。結論から。
①独身時代(社会人になって結婚するまでの期間)
②結婚して、子供が生まれて、子供が小学生を卒業するくらいまでの期間
③子供が独立して、自分が定年退職するまでの10年前後の期間
以上3点。この3つの期間に自分の人生で必要なお金を貯金しないといけない。
以下、説明していく。
①独身時代(社会人になって結婚するまでの期間)
社会人になって結婚するまでの独身時代。この時期にお金を貯めているかどうかは、違いが大きい。
なぜか。
例えば、独身の20代に300万円貯金を作っていれば、その300万円のいくらかを外貨などで運用できる。
または、300万円の貯金があるがゆえに、これからの月々の貯金の内、運用(外貨積み立てなど)に回せる比率が大きくなる。
20代という若い内にCASH(貯金)を持っていれば、時間と金利を味方に付け、効率の良いお金の増やし方は可能である。
つまり、20代で300万円持っているのと、40代で300万円持っているのとでは、運用効率において大きな違いが出る(特に外貨運用)。
②結婚して、子供が生まれて、子供が小学生を卒業するくらいまでの期間
例えば、30歳で結婚して、その歳に子供が生まれたのであれば、30歳から42歳(子供が小学校を卒業するまで)になるまでの12年間。
この12年間は貯金を大きく増やすチャンス期間。というかここでやらないと後々、死ぬ。
私は、毎日、様々な年代の人と保険やお金の話をしているが、経験上、高校生の子供を持つ家庭はカツカツである。
大学生の子供を持つ家庭なんかは、収支がマイナスになっている場合も結構ある(一時的に)。
子供の習い事や学費が強烈にかかるので、例え、旦那の給料が上がっているとしても、収支がカツカツなのである。
また、子供が中学生以上になると、将来の出費が全く見えなくなる。
高校から私立に行くかも?大学に行くかも?予備校代?浪人したら?理系の学費が高い学部に進むと?など。
予想がつかないのである。
出費の予想がつかないので、その時に貯金があったとしても、その貯金を増やす運用はできないし、月々の貯金を金融商品を使って運用するなんてこともできない。いつでも引き出せる銀行預金に置いておくしかできないのである(この時期は)。
だから、子供が中学生になるまでが勝負なのである。
③子供が独立して、自分が定年退職するまでの10年前後の期間
子育てが終わり、定年退職するまでの約10年前後(勿論、いつ子育てがおわるかは人によって違う)
莫大な教育費や子供にかかる出費が終わったため、後は、将来、夫婦の老後を残すのみとなる。
この時(大体の人が50歳中盤あたりか)に、
❶老後の生活費の貯金がゼロなのか(ヤバ、老後どうしよ。貯金ないわ。)
❷いくらかは貯まっているのか(残りのお金の貯金を頑張ろう)
❸老後夫婦で生活できるお金は既に貯めており、楽勝ウハウハ、老後楽しんだるで~となっているのか
最低でも❷くらいには、しときたくないですか?
❷か❸にさせるのが、私の仕事なので。
また書きまーす。