証券業界で働くと身に付く能力【野村證券に4年勤めて得た知識とスキル】

証券業界で働くと身に付く能力【野村證券に4年勤めて得た知識とスキル】

新卒で野村證券に入社し、4年間営業をしていた。

野村證券で4年間営業をして得た知識やスキルを紹介します。

結論から。3つある。

①マーケット感覚や経済知識が身に付く。

②ゼロからお客様を開拓する突破力が身に付く。

③経営者やお金持ちに好かれる感覚が分かる。

以上3つ。以下説明します。

 

①マーケット感覚や経済知識が身に付く。

まず、マーケット感覚とは?

結論、「これが今後伸びるな」とか「将来、この値段が下がっていくだろうな」など将来のことを予測する感覚のこと。

話戻る。

 

証券会社なので、富裕層に販売する商品は、株や投資信託などの投資商品である。

会社から「この株を売れ」という命令は若干あるものの、基本的には若手であろうがベテランであろうが、自分が上がると思う会社の株を自分で調べて分析してお客様に提案する。

つまり、営業マンのセンスや勘、分析力で直接、お客様の資産が増えるのか減るのか直結する。営業マンの判断1つで、お客様の数千万のお金が増えたり減ったりすることはザラである。

なので、証券マンは毎日メチャメチャ勉強と情報収集をする。あらゆる情報を収集して、「次、投資するならインドかな~」とか「次の決算でこうなったら、○○の株を一部仕込んで~」みたいな感じで、常に今後、「世界はこうなっていく」だとか「この業界が伸びる」みたいなことを考えている。

毎日、株価とにらめっこをして、将来の予測を立て、儲かる業界を探しているのでマーケット感覚や経済知識が身に付く。

この感覚はビジネスマンとして生きるのであれば大事な感覚であり、証券会社で働いたからこそ大いに得る能力かと。

 

② ゼロからお客様を開拓する突破力が身に付く。

私は、野村證券に入社して広島支店に配属された。

それまでは、広島なんて行ったことが一度もなかった。勿論、知り合いや人脈なんてない。

そして、会議室で上司がいきなり机の上に広島県の大きな県地図を広げて、ボールペンで広島県の地図を三等分にするように線を引いた。

(広島支店に配属された新人は私含めて3人いた)

そして上司がこう言った。「おい、新人Aは、この地図の左部分。新人Bは右。新人Cは下の部分」

つまり、県地図の3分の1の広さの部分を自分の営業エリアとし、今日からそこに住んでいる人、全員に飛び込み訪問をし、お客様を獲得してこいと。

知らない土地で全く知らない家や会社に勝手に飛び込み訪問をし、「野村證券の○○です。私のお客様になって下さい。」というのを一日150件以上行うのである。

不思議なことに200件や300件に1件はお客様になってくれる。

そこから取引が開始となり、関係ができる。

お客様の数がゼロのところから、人脈や土地勘が何もないところから、ゼロを1にして、1を2にしていくのである。

この何もないところから1を生み出す感覚を新人で身に付けるというのは、他の業界ではなかなかないだろう。

圧倒的な突破力とバイタリティが身に付く。

 

③経営者やお金持ちに好かれる感覚が分かる。

証券会社のお客様は、ほとんどがお金持ちである。

なぜならお金に余裕がある人でないと資産運用(一括で余裕資金を投資する)なんてできない。

具体的に言うと、中小企業の経営者や開業医などが多い。

つまり、こういった大物に好かれる、又は認められなければ証券営業はできない。

「経営者や大物に好かれるか?」が一番重要なのである。

なので毎日、「どうすればあの社長に会うことができるか?」「会った時にどうすればあの社長に認められるか?」というのを死ぬほど考える。

大学を出たばかりの新人が、飛び込みで会った70歳の資産10億以上の社長に、「儲かるか、損をするのか」のゴリゴリのビジネスの勝負を1対1で行うのである。(新人であっても基本的には上司の同伴や助けはない。野村證券の私がいた時は)

最初は基本的に失敗しまくる。

新人から、毎日、経営者や大物とビジネスの対応をするので、必然的に経営者や大物の考え方や、どうすれば好かれるのかというのがわかってくる。

この新人の段階から経営者や大物と1対1のビジネスができるというのは、証券業界だけだろう。(その分、精神的負荷や責任感はヤバい)

「とにかくビジネスマンとして早くに成長したい」という人は野村證券いいんじゃないかと。

 

また書きまーす

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