野村證券で4年、その後現在、生命保険の営業に転職をし、2年半が経った。
証券業界と違い、保険業界で働いたからこそ身に付く能力やスキルがある。
保険業界で営業して得た知識やスキルを紹介します。
※保険商品の知識や税務知識などは当たり前過ぎるので除きます。
結論から。3つある。
①様々な人のお金事情やお金に対する価値観がリアルにわかる。
②人の感情がより鮮明に分かるようになる。
③異業種の人の働き方を知れる。
以上3つ。以下説明します。
① 様々な人のお金事情やお金に対する価値観がリアルにわかる。
保険という商品は、一人一人加入すべき保険種類や内容、金額が異なる。
外資系保険営業マンがよく「オーダーメイドでプランを作って~」みたいなことを言っているが、これに関しては実際その通りである。
つまり、お客様の家族構成、働き方、価値観、資産状況などを聞かないと、保険営業マンは本来、提案できないのである。
(逆に、これらの情報を聞かれずに提案を受けたのであれば、マズい)
野村證券で証券営業をしていた時は、細かくお客様の状況を聞くことは、割合として少ない。
証券会社も最近は「コンサル営業を~」とか言っているが、実際は、営業マンが「これ、~の理由で上がると思います。社長!2000万でいきましょう。」みたいなことが大半である。(勿論、しっかりコンサルする場合もある)
簡単に雑に言うと、
保険営業は、お客様といろいろ話し合ってプランを一緒に作っていく感じ。
証券営業は、お金持ちに好かれて(認められて)、ガツっと論理的に勢いよく提案する感じ。
営業マンとして見れば、
保険営業マンの方がヒヤリング能力は高い。
一方で、証券営業マンの方が、魅力的に見える(カリスマ性がある)、提案力のある勢いある営業マンが多い。
(完全に私の独断と偏見と傾向の話です。)
話戻る。
保険営業マンは様々な人のお金事情や価値観をヒヤリングするので(ヒヤリングしないと提案できない)、様々な人のお金の「リアル」が分かる。
30歳で、大体どれくらい貯金があるものなのか?周りの人はどういう方法で貯蓄しているのか?など一般人には感覚も分からないだろう。
というか、周りでそんなお金のリアルの話する機会は少ないだろう。
②人の感情がより鮮明に分かるようになる。
「保険」という商品は、商品自体に訴求力がない。
つまり、「俺、保険買いたい!」とか「保険加入したら気持ち良くなる。」みたいな人はほぼいない。
「商品自体、別に好きではないが、必要性を感じたので、加入した方が良いので加入する」みたいなイメージだ。
例えば、これが証券であれば話が違う。「お、最近株上がってるらしいじゃねえか。儲けたいから、今株買いたい!」となる可能性がある。
マイホームや車の営業も同じ。「俺の夢であった、マイホーム買いたい!」となる可能性がある。商品自体に訴求力がある。
お客様にとって、訴求力がない「保険」という商品について商談するからこそ、相手(お客様)の考えていることや、気持ちが分かる感覚が研ぎ澄まされてくる。むしろこれができないと、余程サイコパスでなければ、保険は売れない。
つまり、極論、車のセールスであれば、営業マンがどうであれ、状況がどうであれ、お客様がその車を欲しければ、車は売れる。
保険の場合、この状況がほぼないため、お客様の感情を読みながら商談をする必要がある。
③異業種の人の働き方を知れる。
保険という商品はターゲットがめちゃめちゃ広い。社会人1年目の人から、法人保険まで。毎日新規の様々な人と会う。
「え、youtubeでそれだけ稼いでんの!」や「なるほど。そこでマネタイズしてるのか~」など初めて知ることは多い。
野村證券で営業していた時は、40歳以下のお客様はほぼゼロだった。証券営業は保険と比べるとターゲットが狭い。
また書きまーす