ガン保険の選び方。ポイントは3点。【特約についても解説】

医療保険、ガン保険の加入を検討している人、既に医療保険やガン保険に加入している人は読んでください。

私は野村證券で4年、保険業界で2年半営業をしてきており今まで1000人以上の人の保険相談、投資相談をしてきている。

この記事では、ガン保険の選ぶポイント、注意して見ないといけない項目などを書きます。

この記事を読めば、合理的なガン保障を持つことができると思います。

 

目次

ガン保険を選ぶ際のポイントは3つある。


 
①「上皮内ガン」でも保険金が出るかどうか。
②「放射線治療〇万円」や「抗がん剤治療〇万円」ではなく、ガン診断一時金(ガン診断給付金)でまとまったお金を受け取れるか。
③ガン診断一時金(ガン診断給付金)の受け取れる回数。

以上3つ。これだけ見ても余程、保険に詳しい人しかわからないので、以下詳しく解説します。
 

 

①「上皮内ガン」でも保険金が出るかどうか。

「ガン」には、2種類ある。「上皮内ガン」と「ガン」。


「上皮内ガン」とは、簡単に言うと、早期がんのこと(正確に言うと若干違うがわかりやすく言うと)。
そして、この「上皮内ガン」=早期ガンであれば、保険金(診断一時金)を出さない、ガン保険もあれば、少ししか保険金を出さないものもある。
 
せっかく、「ガン保険」に入るのであれば、上皮内がん(早期がん)であっても保険金(診断一時金)が出るものに入った方が良い。
特に女性特有の乳ガン、子宮頸ガンについては、上皮内ガン(早期ガン)で見つかる方が確率が高い。
その時、「上皮内ガンは保険金出ません」の保険に加入していた場合、保険金は出ない。

 

 ②「放射線治療〇万円」や「抗がん剤治療〇万円」ではなく、ガン診断一時金(ガン診断給付金)でまとまったお金を受け取れるか。

ガン保険は大体、

1、ガンで入院したら一日〇〇円 手術すれば〇万円 

2、ガンと診断されれば〇〇万円 

3、放射線治療を受ければ、抗がん剤治療を受ければ〇〇万円   みたいな感じになっている。


そして、この「放射線治療〇万円」とか「抗ガン剤治療〇万円」の保障を付けるのであれば「ガンと診断されれば〇〇万円」の金額を上げた方が良い。

なぜか?

放射線~とか抗がん剤~というのは、タラレバの話。実際、ガンになっても抗がん剤治療なんてしないかもしれない。
というか、ガンの治療法なんて5年でガラリと変わる。現に、海外ではガン治療で放射線とか抗がん剤とかの治療は主流ではなくなってきている(日本は遅れている)。


ただ、いつの時代でも「ガン」という病気はなくならないのでは(治療法や生存率は変わるが)。であれば診断一時金(医者からがんと診断されれば受け取れるお金)を高く設定し、その受け取ったお金を自由に使えるようにした方が良い。

 

つまり、「~の治療を受ければ」や「~の部分の切除手術を受けると」みたいな、タラればの「細かい特約」は無視してよいのではと個人的には感じる。

 

③ガン診断一時金(ガン診断給付金)の受け取れる回数。

 


商品によって、「診断一時金」の受け取れる回数が違う。
診断一時金とは、医者から、ガンと診断されれば受け取れるお金であり、100万から300万くらいに設定する人が多い。


この診断一時金を生涯で一度しか受け取れないガン保険もあれば、3年に一度、診断一時金を受け取れる権利があるものや、1年に一回のものもある。


ご存じの通り、「ガン」は、転移の可能性がある。一度ガンになって完治しても数年後違うところに転移して~のパターンになった時、そこでもう一度診断一時金を受け取れるかどうかは大きい。診断一時金は○年おきに何度でも受け取れるものに加入した方が良い。
 
※個人的な意見です
 
 
 
また書きまーす
 

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