資産形成と資産運用の違いは何?【向いている商品まで説明します。】

これから投資をしようと考えている人、初心者の人はまず読んでください。

私は野村證券で4年、保険業界で2年半営業をやり、今まで1000人以上の人の投資相談、保険相談をしてきている。

この記事では、投資をする際、まず考えるべきこと、理解しておかないといけない前提のことについて書きます。

この記事を読めば、これからの投資に対してロスなくできると思います。

目次

結論、投資をする際、まず考えるべきこと、理解しておかないといけないことは、「資産形成」と「資産運用」の違いを知る事。

資産形成と資産運用の違い。意外と知られていない。というかごっちゃになっている。

 

「資産形成」は、まだ資産がない人が将来に向けて毎月または毎年、お金を貯めていき自分の資産を少しずつ増やしていく作業。

 20代や30代の多くは、まだこの「資産形成」の段階の人が多いのでは?

 

「資産運用」は、資産形成がある程度終わった後、自分のまとまったお金を一括で運用すること。

 50代以降の資産、数千万以上ある人は「資産運用」の段階。

 

要は「資産形成」→「資産運用」という流れになる。

20代社会人なりたての人は、まず、資産形成で毎月自分の資産を増やしていかないといけない。
逆に60歳のある程度、資産がある人が毎月積み立て商品をやっても意味がないし、非効率的。

そして、世の中様々な投資商品があるが、「資産形成」に向いている商品もあれば、「資産運用」に向いている商品もある。
お客様と面談していてもこの資産形成のステージにいるのに資産運用で効果を発揮する商品をしている人がいたり、逆もあったり。非効率的になる。

資産形成に向いている商品

①投資信託の積み立て(積み立てNISAやイデコなど)

②貯蓄型保険の積み立て(外貨建て保険など)

③一部は銀行預金へ(緊急予備資金として、一部はいつでも引き出せる銀行へ)

※ポイントとしては、何か商品を一括で買うのではなく、少しずつ買い続ける(積み立てる)こと。資産を少しずつ増やしていく段階なので。

 

資産運用に向いている商品

①外国債券(証券会社で一括で投資する。米ドル債2000万を買うみたいなイメージ)

②株(一部リスクを許容できるのであれば、個別銘柄の株を買うもよし)

③投資信託(一括で投資すること。この資産運用のステージの人は積み立てをやっても意味がない)

※ポイントとしては、一括で投資すること。「〇年払い」だとか「〇年積み立て」は、このステージにいる人がやっても意味がない。

 

 

まとめると、

まず、自分はまだ「資産形成」のステージなのか、ある程度まとまった資金がある「資産運用」のステージなのか。
これを知ることが第一段階。商品がどうとか、条件がどうとか、という話は先の話。
商品の話などは、また今後いろいろ書きます。

 

また書きまーす

 

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる