「低解約返戻金型」の終身保険について。【特徴とメリット、デメリットを解説】

「低解約返戻金型」の終身保険について。【特徴とメリット、デメリットを解説】

終身保険(解約返戻金ありの保険)には、外貨建てや円建て、変額など「何で運用されるか」の他に解約返戻金の推移の違いにおいて2種類ある。

①普通型(ノーマル型)

②低解約返戻金型

以上2種類。

 

例えば、米ドル建て終身保険でも、普通(ノーマル型)の米ドル建て終身保険と、低解約返戻金型米ドル建て終身保険と2種類ある。

毎日、様々な人と保険の面談をする中で、この「低解約返戻金型」の終身保険に加入している人は結構多い。

 

「低解約返戻金型」とは? ノーマル型との違いは? メリットデメリットは?

 

以下、解説します。

 

まず、「低解約返戻金型」の終身保険とは?

結論、保険料の払込期間中の解約返戻率は低いが、保険料の払込期間が終わると、解約返戻率が大きく上がる終身保険。

つまり、途中で早期解約すると、ノーマル型の終身保険よりも、大きく損をしますよ(解約返戻金が少ない)。一方で、払込期間が終われば(保険料を無事払い終われば)、解約返戻金はノーマル型の終身保険よりも多く返ってきますよ。

というもの。

 

加えて、「低解約返戻金型」終身保険の方がノーマル型と比べると保険料が安い。

つまり、同じ保険料を払うにしても、「低解約返戻金型」の方が死亡保障は大きくなる。

 

以下、「低解約返戻金型」終身保険をノーマル型と対比させてメリットデメリットをまとめる。

※ノーマル型の終身保険と比べて

「低解約返戻金型」のメリット2つ

①保険料を払いきれれば、解約返戻金が多い。

②保険料が安い(同じ保険料であれば死亡保障を大きく取れる)。

 

「低解約返戻金型」のデメリット3つ

①途中で「解約」をするとダメージが大きい(損をする割合が大きい)

②途中で「払い済み」はできるが、解約返戻率が悪くなる(ノーマル型と比べて)

③見直しがやりずらい。

 

以上、メリットとデメリット。

簡単に大雑把に言うと、「低解約返戻金型」の方が、将来より増える(払い終わった後の解約返戻金が大きい)し、死亡保障も大きく取れるが、途中で「解約」したり「払い済み」するとダメージが大きい。

つまり、「低解約返戻金型」の終身保険を契約するのであれば、「必ず、最後まで保険料を払いきる」という覚悟が必要だ。

ノーマル型の終身保険であれば、途中で「保険料が払えなくなった」となれば、「払い済み」ができる。ある程度年数が経っていれば、「払い済み」をしても解約返戻率が悪くならない。

「低解約返戻金型」の終身保険には、この「逃げ」ができない(できるが損をする)。

 

 

ここで具体的な終身保険の契約のやり方を紹介する。

例えば、「月5万円は終身保険で保障を持ちつつ貯金しよう。が、今は5万円でできるが、将来転職すると5万円でできなくなるかも」の場合、どうするか?

有利なのは「低解約返戻金型」だが、払い続ける自信がない。

 

結論、例えば、ノーマル型の終身保険を月3万5000円、「低解約返戻金型」の終身保険を月1万5000円で契約する。(例えばの話)

つまり、ノーマル型の終身保険は途中でキツくなれば「払い済み」できるので、5万円払うのがキツくなれば、ノーマル型の終身保険(月3万5000円)を「払い済み」すれば良い。そうすると、翌月からは保険料の支払いが1万5000円のみになる。

「いくらなんでも1万5000円であれば続けれるだろう」と思えば、このようにノーマル型と低解約返戻金型を組み合わせて契約するのもアリだ。

それぞれの特徴を理解しつつ、「逃げ」の選択肢も残しつつ、より効率的に運用することが大事。

お客様の状況によって組み合わせは無限にある。

 

また書きまーす